2010年9月29日水曜日

脱脂大豆の恐怖とマーガリン

実は結構前から栄養学の勉強も独学でちょこちょこしておりました。

最近関心が薄れがちだったのですが、知り合い関係で出会った女性に栄養学の話を聞いて、私たちは食においても本当に何が正しいのかを判断する能力を身に付けないといけないのだと実感しました。

例えば一番驚いたのがお醤油の話。

実はお醤油って昔は高価なもので、明治初期には米の3~4倍の値段だったそう。

それが今では1ℓで130円とかもっと安いものもあります。

それはなぜか。

古式製法では大きな木の樽で職人の五感により、3~4年の時間と手間をかけて作られていました。

しかし、現在スーパーに並べられる大量生産され、安く売られている醤油は全く製法が違います。

まず原材料に大豆ではなく「脱脂大豆」を使います。原料代が6割ほど抑えられますが、これが危険なんですね。

脱脂大豆とは、サラダ油などに使われる「大豆油」を搾取する為に大豆に化学薬品を使って「油」と「カス」に分離させるのですが、その残った「大豆カス」のことを「脱脂大豆」と呼びます。

しかし、この化学薬品が危険!

消防法が危険物指定する「ヘキサン」を使用していて、毒性が強く、取り除く処理はしていても残留の可能性があります。

しかも脱脂大豆のほとんどは日本で搾取されたものではないので、日本の食品規制が及ばず、安全性がありません。

「脱脂大豆」は大量生産するとコストが安く、最終段階で油を取り除く手間も省けるうえ、製造加工も分解・発酵が早いために3ヶ月ですみます。

メーカーにしてみたら好都合なのですね。

多くの醤油はこの脱脂大豆にアミノ酸などの化学調味料やアルコールで味を加えているものであり、危険度の高い添加物で加工されたものばかりだそう。

いわゆる毒性の強いニセ醤油といえるものばかり。

お醤油を買うならせめて原料が遺伝子組み換えでない国産大豆、小麦(米)、塩、水のみのものをオススメします。

大豆も多くが輸入品ですが、船で輸送するとき保存をよくする為に使う化学剤(コンビニにも使われますが・・・)が危険な為、大豆に限らず国産品が良いそうです。

そしてもちろんこの方法で搾取された油も危険であり、高価ではありますがせめて「圧搾法」とかかれた油を使って欲しいです。

脱脂大豆のように石油系溶剤を使うのは「溶剤抽出法」といいますが、この製法の油は危険ですよ。


そして溶剤抽出法となるとマーガリン。

マーガリンもこの製法ですが、実はこの製法でとった油は「トランス脂肪酸」を含みます。

「トランス脂肪酸」は自然界に存在しないものなので悪玉コレステロールを増やしてたくさんの病気を招きます。

欧米では使用を規制しているほど本当に体に悪い油。(ちなみにショートニングも)

それに加えて、マーガリンは塗りやすく大量に使いたい為に、バターに水素添加という化学処理をして無理やり固体にしたものです。

近年わかったことですが、実はこの水素添加も体にはものすっごく悪くて、このことからマーガリンには「狂った油」とか「プラスチック油」といった異称もあります。

脳にとって油は必要ですが、その油がこういった悪い油だと脳みそも狂ってしまうそうです。
私もすぐ買い替えましたが、一日でも早く体によい調味料を使って自炊することをオススメいたします。

そして裏の食品表示も細かにチェックするようになりました。

こういったことを教える人がもっといて欲しいなぁー

そして料理がんばろっと♪


2 件のコメント:

miha さんのコメント...

うんうん、マーガリンってすっごく悪いっていうよね。私はもともと好きじゃないから、買ったことないけど、絶対によくないよね。
食のことってすっごく興味ある!
おしょうゆのは勉強になったよ~☆ありがとう!
実は高校生の時、食品添加物に興味を激しく持って、一人で図書館とかいって勉強してたんだw

きよまろ さんのコメント...

高校で興味を持つなんて珍しいね笑
でも私も興味持ってからお菓子とか食べれなくなってしまった。。